私ども幕内会は、指定管理者公募の選定によって、平成20年4月1日より小美玉市医療センターの業務委託を担うことになりました。真の地域医療とはその地域の生活圏の中で良質の医療が速やかに受けられることにつきると考えております。
特に、一次救急や、高血圧、糖尿病といった生活習慣病を持った御高齢の患者様が離れた他の市町村に通院することには、御本人を始めご家族の方の大きな負担になることと思われます。その課題が、私どもが医療センターをお受けするにあたっての最も大きな目標で御座います。しかし、現在の医師、看護師不足の解決はこれから10〜20年の間の本当の高齢化社会には間に合いません。そのためには、現状の医療資源をいかに活用するかが問題となります。
真の地域医療を一新するために
●偏った専門医の育成によって失われた本来の医師のありかた、つまり病気を臓器として診るのではなく、体全体を診る医学教育を受けたベテラン医師の活用や豊富な経験を積んだ開業医の先生方との連携による総合診療科の新設を致しました。
●中規模病院としての機動力、つまり、すぐに予約なしでCTを撮ることができ、内視鏡がすぐにできる、血液検査の結果がすぐ検出される体制を整え、“予約、予約”で診断がつくまで何日も通院するのではなく、その日の内に病状の迅速な把握ができるようにしました。
●「如己愛人」己の如く他人を愛せよ。つまり小美玉市周辺の皆様を自分の家族と思って診察や看護にあたることを肝に銘じます。それによってこそ救える命があると思います。
●私どもの山王台病院や近隣の病院そして筑波大学附属病院などの専門性の高い病院との密接な連携を行い、その後の治療を引き継ぐことや場合によっては、生まれた街で最期を迎える事もお手伝いする。
これらを小美玉市医療センターのこれからの再生の心構えとし、決して伝統ある本病院の灯火を消すことのないよう誠心誠意ガンバル所存で御座います。どうか皆様におかれましては、この前途多難な道のりをご支援をもって見守って頂ければ幸いです。













